ヴェーダの神々を説明する前にヴェーダについて知ってもらおうと思う。
インドの歴史は中央アジアから来たアーリヤ人とドラヴィダ人ら先住民族との抗争の歴史である。
これに勝利したアーリヤ人達による神々への賛歌集が「リグ・ヴェーダ」Rg-vedaなのである。
リグ・ヴェーダは10巻からなり、補遺歌一篇を加えて1028篇の賛歌を含んでいる。
他にもヴェーダは「ヤジュル・ヴェーダ」Yajur-veda「サーマ・ヴェーダ」Sama-veda「アタルヴァ・ヴェーダ」Atharva-vedaとある。
リグ・ヴェーダ、ヤジュル・ヴェーダ、サーマ・ヴェーダは三部作と呼ばれており、一番新しいアタルヴァ・ヴェーダとはちょっと内容が違う。
アタルバ・ヴェーダは後のシヴァやヴィシュヌなどの原型が登場し始める、ヒンドゥー教への掛け橋的な賛歌集なのである。
とりあえず、これだけの事を念頭に入れて、さぁ、ヴェーダの世界へ旅立ってください。