rAMAYANA

第三部

〜ジブリ襲来篇〜


第五話

「謀略」

ダシャラタ王も年老いて来た。

そこで、ラーマに王位を譲ろうと考えた。

これを知った第ニ王妃カイケーイーは
そうはさせないと心に誓う・・・

カイケーイー
「我が息子バラタこそ王になるにふさわしい!」

策略を練っていた彼女は王と交わした約束を思い出す。

王は昔、カイケーイーが困った時にいつでも
(ボールを7つ集めていた場合に限る)
二つの願いを叶えてやる事を約束していた。

ダシャラタ王
「どんな願いも2つだけかなえてやろう!」

カイケーイー
「まず、一つ目はバラタ王子に王位を継がせろ!
二つ目はラーマを14年間森へ追放しろ!!」

ダシャラタ王
「願いは聞き届けた」

ダシャラタ王が嘆き苦しみながらも、ラーマは追放を快諾する。

母、カウサリヤーやラクシュマナもラーマを引きとめようとしたが、
ラーマは静かにこう言った。

ラーマ
「チチに約束を破らせるわけにはいかねぇ!」

ちょうど、こう言った時にドラゴンボールは
7つに解れて飛んでいった。

追放されるラーマにはシーターとラクシュマナが付き添った。

ラーマは森は危険なのでシーターに説得を試みた。

シーター
「泥棒のおじさま!私も連れてって下さい!
泥棒は出来ないけどきっと覚えます!」

ラーマ
「あばよ!シーター!楽しかったぜ!」

ラーマは行ってしまった。

ラクシュマナ
「ラーマめ!まんまと盗みおって!」

シーター
「いいえ、あの人は何も盗んでいません」

ラクシュマナ
「いや、ラーマはとんでもない物を盗んで行きました。
あなたのこころです!

こうして、ラクシュマナとシーターはラーマの元に駆け付け
一緒に旅をする事になったのだ。

一方その頃ダシャラタ王は古き日々の事を思い出していた。

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それは若き日の過ちだった。

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彼が王蟲の幼生だと思っていたのは若い修行者で
若い女の子は実は彼の父親だったのだ!

父親はダシャラタ王を呪った
「お前も息子を失う哀しみの中で死ぬ事になる!
悲しいけど、コレ、戦争なのよね」

その言葉通りまもなく王はこの世を去ることとなった。

カイケーイーはバラタをすぐに王位につけようとしたが、
彼は同意しなかった。

母のやり方を嫌っていたのもあるが、
尊敬する長男のラーマが即位するにふさわしいと
思っていたからである。

彼は森に赴いてラーマに城に戻って欲しいと懇願した。

しかし、ラーマの決心は揺るがなかった。

そして、ラーマはせめてもの証に金のサンダルをバラタに与えた。

このサンダルは宮殿に真実の王として飾られる事になる。

バラタは城へ戻りラーマが帰ってくるまで政治を行う事にした。

バラタ側近A
「ラーマが戻ってくると思いますか?」

バラタ
「待ってみたいのだ。私も」

バラタ側近A
「な〜にがあったかしらないが、可愛くなっちゃって・・・」

バラタ側近B
「私はどうすれば・・・」

バラタ側近A
「すっこんでろ・・・」

バラタ側近B
「はっ・・・」

こうしてラーマ一行は城を出たのだった。


第六話

「発端」

都から追放されたラーマたちはダンダカの森に住まいを決めた。

森の苦行者達は英雄の出現に喜び

ラーマ達に修行を邪魔する羅刹たちから守って欲しいと依頼した。

それからの毎日は戦いの日々だった。

人食いの巨人ヴィラーダなど、大敵だった。

ラーマは返り血で服が青くなるくらいだった。

苦行者A
「おお!その者青き衣をまといて、
金色の野に降り立つべし!
失われし大地との絆を結び、
遂に人々を青き清浄の地に導かん!」

ラーマは勝った。

苦行者Aがなにかほざいていたが、どうでもいいことだ。

アルツハイマーなんだろう。

 

そこにたまたま羅刹王ラーヴァナの妹の
シュールパナカーが通りかかった。

ラーマを一目見た彼女はたちまち恋に落ちてしまった。

彼女はラーマにシーターという妻が居るにもかかわらず、
すぐプロポーズした。

 

シュールパナカー
「ラーマは好きだ・・・・
でも人間を許す事はできない。」

ラーマ
「それでもいい。シュールパナカーは森で、
私はタタラ場で暮らそう。共に生きよう。」

間接的に断ったラーマをシュールパナカーが許すはずもなかった。

しかも、こともあろうに彼女にラクシュマナを紹介したのだった。

さらに悪い事に、ラクシュマナは彼女をあざ笑うだけだった。

ラクシュマナ
「飛ばない豚は只の豚だ」

シュールパナカーもこの言葉には激怒した。

シュールパナカーはシーターを飲みこもうとする。

ラクシュマナ
「危ない!」


捌   弐
漆  玖  参
陸   肆

ラクシュマナ
「抜刀術!九頭龍閃!」

一瞬早くラクシュマナはシュールパナカーの鼻と耳を削ぎ落とした。

それにしてもなぜ、
ラクシュマナはいつも鼻やら耳やらを削ぐのだろうか?

きっと危ない趣味があるのだろう。

ともかく、彼女は大声で泣き叫びながら逃げて行った。

ラーマがシーターに駆け寄る。

それは素晴らしい光景であり、見るもの全てが心を打たれた。

苦行者A
「おお!
なんという労わりと友愛が
私の胸を締め付ける!」

しかし、彼の胸を絞めつけたのは心筋梗塞だった。

ともかくシュールパナカーは逃げて行った。


第七話

「拉致」

シュールパナカーは復讐に燃えていた。

まず、近くに住む兄のカラのところに赴く。

カラは復讐の為に14人の羅刹を向かわせた。


 

しかし、まったくラーマの敵ではなかった。

そこで、カラは1万4千人の羅刹を率いてラーマに闘いを挑んだ。

・・・他多数

 

しかし、結局は全員倒されてカラ自ら出撃した。

 

カラが立ちあがろうとすると、カラは既に力尽きているようだった。

 

シュールパナカー
「チッ・・腐ってやがる!はやすぎたんだぁ」

 

シュールパナカー
「なぎはらえ!!」

 

カラ
「けぽぉ」

 

シュールパナカー
「どうした!それでも最も邪悪な一族の末裔か!」

 

苦行者B
「ババさま!カラが!」

 

崩れ落ちるカラ・・・

 

苦行者A(復活)
「いいんじゃよ、あんな物に頼って生き延びてなんになろう・・」

しかし、苦行者Aは生き延びれなかった。

 

ともかくシュールパナカーは、もう最強の兄ラーヴァナに頼むしかなかった。

 

彼女は兄の住むランカー島に向かった。

 

ランカー島に着いた彼女は
自分の鼻と耳を削ぎ落としたラーマ一行に復讐を頼むと共に、
シーターがいかに魅力的か囁いた。

シュールパナカー
「シーターはお兄さんの嫁になるにふさわしい絶世の美女なのよ!
ラーマから奪ってしまいなさいな!」

 

これを聞いたラーヴァナは黄金のブシュパカという馬車に乗り、
ダンダガの森へ向かった。

そこで、シーターを見て驚いた。

まさに絶世の美女なのである!

諾略をめぐらしたラーヴァナは
彼女をラーマとラクシュマナから引き離す事に成功した。

 

自分は乞食の格好をしてシーターに近づいた。

 

賛辞を送って油断させた所、シーターはいぶかしんだ。

 

シーター
「あなたは誰?」

ラーヴァナ
「君達の一族はそんな事も忘れてしまったのかね?」

シーター
「・・・?」

ラーヴァナ
「リュシータ!」

シーター
「?」

ラーヴァナ
「リュシータ・トゥエル・ウル・ラピュタ!」

シーター
「!」

シーターはこの男がヤクかなんかをやっていて
トリップしているのだと思った。

わけのわからない事をほざいている!

危険だ!

逃げなければ!

シーターは走り出した。

 

シーター
「ひらいてぇ!!!」

ラーヴァナ
「どこへいこうというのかね!」

 

シーターは捕まってしまいランカー島に連れ去られてしまった。

 

しかし、それを一部始終見ていた鳥がいた。

ガルダの化身、
またはハンサの化身とも言われるジャターユスであった。

彼は馬車を襲ったがあっというまに返り討ちだった。

 

そして、運命の歯車はまわり始めた・・・


第3部完

第4部をお楽しみに