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〜乳海攪拌説〜
神々は何故不死なんでしょう?
そう思った事はありませんか?
不死とはどういうことなのでしょうか?
不死のものにとって時間の概念とはどういうものなのでしょうか?
ここでは、不死について書いていきます。
神々のイメージが確立している方は入室しないでください。
ちなみにアイヤッパンの出生を際立たせるために
ラーフの話は割愛させて頂きました。
ご了承ください。
〜乳海攪拌説〜
第一話
アムリタは無理だ
神々はその昔不死ではなかった。
アスラ(悪鬼たち)は神々が不死でないのをいい事に、
神々の住む天界を荒らし始めた。
神々はみんなで色々意見を出し合ったが、
これというものも無かったのでヴィシュヌに救いを求めてきた。
ヴィシュヌは天界を守り、
三界をも守るためには不死の聖水アムリタ(Amrta)を得るしかないと答えた。
しかし、それは想像を絶する作業だったのである。
ヴィシュヌ
「まず、世界中から雪蓮や薬効に優れた薬草を集めなさい」
神々は「かなりきついな〜」と思いながらも薬草を集めた
ヴィシュヌ
「次はその種子を集めなさい」
神々は「おいおい、先に言ってくれよ!二度手間ジャン!」と心の中で叫びつつ
種子を千切った。
ヴィシュヌ
「次はそれら全てを大海に投げ入れるのです」
神々は「なんだよ!結局一緒くたにすんのかよ!」と思いつつもやはり従った。
ヴィシュヌはにやりと笑った。
第二話
乳海に用かい?
ヴィシュヌ
(こいつら、少し使いすぎたな・・・・飴と鞭か・・・次は自分でやるか・・・)
「次に必要なのはマンダラ山だ。」
ヴィシュヌはそういうと巨大なマンダラ山を引き抜いた。
しかし、実は神々が見てないうちに
ヴィシュヌに命令を受けたアナンタ龍が引き抜いたのだった。
神々はそれを知らないから、やはりあいつにゃ逆らえね〜と思った。
ヴィシュヌ
(これで今からの作業は休めるぜ)
「今からが本当の作業だ。一度しか言わないから良く聞け。
このマンダラ山を攪拌棒にして、海を攪拌しろ!
この攪拌棒を回すには地下世界に住むヴァスキ龍が必要だ。
ヴァスキ龍をマンダラ山に巻きつけて交互に引くんだ。
しかし、おまえらだけじゃそんな力は無いだろう。
俺様は別の仕事があるし・・・
そうだ!アスラに一方を引いてもらおう。
そうだな・・・頭がおまえらでいいだろう。
いいか!海がミルク色になるまで混ぜろよ!」
神々
「えっ・・マンダ・・・」
ヴィシュヌ
「一度しか言いません!」
こう居丈高に言い放つとヴィシュヌは去っていった。
第三話
クールマ COOL MAN
神々&アスラ
「オ〜エス!オ〜エス!」
ついに地球規模の大事業が始まった
ヴァスキ龍は両方から凄まじい力で引っ張られるのでその度に口から火炎を吐いた。
神々もアスラもこれにはたまらない。
しかし、マンダラ山の頂から降る聖なる花が、神々だけを癒してくれた。
そのうちに、マンダラ山に住んでいた生き物は死に、
植物の樹液が海水に混じり、大海は乳白色となった。
神々とアスラはなおも攪拌している。
意地になっているのだ。
ヴィシュヌはその時どうしていたのか?
マンダラ山の攪拌のせいで、地球は穴が空きそうだった。
これはヤバイ!
そう思ったヴィシュヌはクールマという亀に
化身(アヴァターラ)してマンダラ山を支えたのだった。
なんてクールな男だろう!
第四話 出現!光の戦士達
大海は乳海となった。
するとどうだろう!
乳海からいろいろな物が出てきたのだ!
望みのものを生み出す聖牛スラビを筆頭に、
酒の女神バルニー、
天界の聖樹パーリジャータ、
天女アプサラス、
月神ソーマ、
宝石カウストゥパを持つ幸運の女神ラクシュミーが出現し、
最後に神々の侍医ダヌヴァンタリが
不死の霊薬アムリタを持って現れたのだ。
彼ら
「出現!光の戦士!」
しかし、同時に世界を猛毒が覆った為、神々は逃げ惑った。
神々
「臨界事故だ!」
しかし、シヴァが全ての猛毒を飲み干して神々は助かった。(ニーラカンタ)
第五話 不死身
神々は助かったが、更なる試練が彼らを襲う。
アスラ達がアムリタを奪おうとしたのだ!
ヴィシュヌは美女(モーヒニー)の姿に化身し、アスラ達に近づいた。
ヴィシュヌ
「ねぇ、あんた達!あたいと遊ばない?」
アスラ
「い、いくらなんでぇ?」
「あんだ?人妻か?」
「テレビでたくな〜い?」
その隙に神々はアムリタを飲んで不死の肉体を得ました。
めでたし、めでたし
最終話
アイヤッパン
ヴィシュヌはアスラの欲望を振り切り、逃げ惑っていました。
そこにシヴァ神が現れたのです。
シヴァ
「ええおなごじゃの〜一発やらしてんか〜」
ヴィシュヌ
「あ〜ん、いやっ!」
パ〜ン!
シヴァは殴られましたがあきらめませんでした。
一年後ヴィシュヌは子供を産みました。
それはそれは元気な子で名を
アイヤッパンと名づけました。
本当に良かったですね!
りんごさんが作った4コマは
アイヤッパンの
運命、
悲哀、
降りしきる劣情の種子、
狂おしい程の内からの激情、
そして神にすら振りかかるシンクロニシティ
を、
儚げに再現しております。
てゆーか避妊しなよ。って漫画。
イカスよ